こんにちは。センターホームの菅谷です。
先日、お引き渡しを終えたお客様を対象にアンケートを実施しました。
住まいの性能やデザイン、アフター対応などについてたくさんのご意見をいただき、本当にありがたく思っています。
その中で一番多かった項目が、「社長の人柄」でした。
正直、とても驚きました。
私は特別なことをしているつもりはなく、ただお客様とまっすぐ向き合い、家づくりの話をしているだけです。
けれど、この結果を見て、「人と人の関わりを大切にしてきた日々が、少しでも伝わったのかな」と感じ、胸が温かくなりました。
家づくりの原点は“聞くこと”
私は昔から「家づくりは人づくり」だと思っています。
いい図面や仕様を提案する前に、まずはお客様の想いを聞くこと。
そこにすべての答えがあると思うからです。
ご夫婦の何気ない会話や、お子さんが口にする一言の中に、そのご家族の暮らしのヒントが隠れています。
「朝はどんなふうに支度をしますか?」「洗濯はどこで干していますか?」
そんな質問を重ねながら、心の奥にある“理想の暮らし”を探っていきます。
家づくりは、大きな買い物というより“人生の節目”のようなもの。
だからこそ、私たちは図面を描く前に“人を知る”ことを大切にしています。
「話しやすい」と言われる理由
お客様からよく「話しやすい」「押しつけがない」と言っていただけます。
それは、私が“売るために話す”のではなく、“一緒に考えるために話す”ことを心がけているからだと思います。
お客様の中には、家づくりに不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。
そんなとき、難しい専門用語で説明しても伝わりません。
私自身、家づくりを初めて経験するお客様の立場になって、分かりやすく話すようにしています。
「この人なら任せられる」と感じてもらえたら、それが何より嬉しいことです。
現場がつくる信頼
アンケートのコメントには、こんな言葉もありました。
「社長だけでなく、現場の職人さんまで感じが良かった」「みんなが楽しそうに仕事をしていた」
私はこの言葉に一番救われました。
なぜなら、“人柄”は一人でつくるものではないからです。
お客様にそう感じてもらえたのは、大工さんや現場監督、社内スタッフや職人さんなど、みんなが同じ想いで仕事をしているから。
私はそのチームの代表として名前を出していただいただけだと思っています。
うれしい再会
お引き渡しが終わったあとも、OB様イベントやセンターホーム祭りなどでお客様とお会いする機会があります。
「社長、元気でしたか?」と声をかけていただく瞬間が、本当にうれしいんです。
お子さんが大きくなっていたり、庭に木が育っていたり。
その成長を一緒に見守れることが、私にとっての“仕事のご褒美”です。
家づくりは建てて終わりではなく、暮らしが始まってからが本当のスタート。
だからこそ、引き渡しの後もお付き合いが続く関係を目指しています。
お客様に教えてもらったこと
これまで多くのお客様と出会ってきましたが、実は私自身も、皆さまとの関わりの中でたくさんのことを学ばせていただいています。
時には厳しいご意見をいただくこともあります。
けれど、それもすべてが“成長の種”だと思っています。
「お客様に教えてもらっている」という意識を忘れないようにしています。
今回のアンケート結果を見て改めて思いました。
センターホームが信頼されている理由は、最新の設備や性能だけではなく、人と人の関係にあるのだと。
そして、その信頼を守るためには、これからも誠実に、正直に、お客様と向き合い続けることが大切だと感じています。
最後に
“人柄が1位”という結果は、私一人のものではありません。
センターホームという会社全体の“温かさ”が伝わった証だと思っています。
この記事を書いた人
代表取締役社長 菅谷 伊佐央
1級建築士。営業・設計・施工管理とお施主さまの夢であるマイホーム作りの全般においてお手伝いをさせて頂いております。資金のご相談・図面作成から工事の事まで何でもお応えいたします。
著書
「あなたの大切な想いをカタチにする家づくり8つのステップ: これ1冊で不安解消!!」