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「本当に悔しい思いの一年でした…」

これは、私が家づくりをする上で絶対に忘れてはいけない自戒の言葉です。

私が家づくりをはじめたわけ

こんにちは。社長の菅谷伊佐央です。
私は、大工の長男としてこの世に生まれ、幼い頃から父の背中をみて育ちました。

家の工場で材木にカンナを掛けている姿や、機械で材木を加工している姿。また、上棟式のときは屋根の上に上りお餅をまき、お客様から「腕がいい!とっても良い家を建ててくれた」と感謝されている父の姿を見て、「大工ってかっこいいなぁ。俺も大工になる!!」と、こども心に決めていました。

その小さな頃の夢をもちつづけ「ただの大工ではこれからの時代についていけない。しっかりとした建築の知識をつけなければ・・・。」という思いがあり、私は、大学に行って建築を勉強しました。そして、建築学科での4年間の勉強のすえ、大手住宅メーカーに就職をしました。

その会社で最初に担当したお客様に言われたのが、冒頭の言葉でした。
「本当に悔しい思いの一年でした」

そのお客様には大先輩である営業所長が一緒に担当してくれていましたが、着工、地鎮祭まで行われたところで、営業所長が転勤となり私が1人で担当することになりました。

まだ新人で右も左も分からなかった私は、お客様を不安にさせないよう定期的に訪問し、コミュニケーションだけは欠かさないように努めました。

トラブルがありつつ何とか家は完成させたのですが、完成後少し落ち着いた頃にお客様から「実は…」とお話がありました。

「実は、今回の家づくりは正直満足できていません。私たちも勉強不足でしたが、御社からの情報もあまりに少なかったのではないでしょうか。商品や仕様はもっとたくさんの中から選ぶことができましたよね?確かに予算の関係上、あまり贅沢なことはできなかったかもしれませんが、でも後から「こんなこともできた、あんなこともできた、こんな仕様もあった」と分かったことがでてきて本当にくやしい想いの一年だったんです。」

話をする菅谷代表

本当にショックでした。
どうしてこんなによいお客様が悲しい思いをしなければならないのか?
自分がもっと知識を持っていて、最初からこのお客様の家づくりをお手伝いできていたなら・・・と自分を責めました。

夢のマイホームが思い通りにならず失敗してしまったお客様は、悔しい思いをしながら不満足の家に35年も住宅ローンを払っていかなくてはいけないのです。その辛さといったら・・・お施主さまの気持ちを考えると、何と言葉をかければよいのかまったくわからず、ただただ黙ってしまいました。

何が理由だったにせよ、全てこちらの都合でありお客様には関係のないことです。
お客様の人生最大のビックプロジェクトである良い家づくりを私たちは家づくりのプロとして達成できなかったのです。

その一件以来、私は二度とお客様にそのような悲しい言葉を言わせてしまないように、必死になって勉強しました。お客様の要望を細かく聞き、できるかぎり実現したいと思いました。

しかし、大手メーカーという特性上、お客様からの要望に応えられないことも多々あり、私は会社とお客様の板挟みのような苦しさを覚えました。目の前のお客様に対して私らしい仕事ができていない、というジレンマに陥っていったのです。

大手メーカーから父の会社へ転身

ちょうどそのころ、父から「戻ってこないか?」と要請がありました。
私はその要請を受けいれて、父が経営する工務店に入社し、父と共にお客様に寄り添った良い家づくりをすることに決めました。

父の会社に入ったばかりの頃は、自社で直接お客様から家づくりの依頼を頂く工事は年に1~2件で、売り上げのほとんどは、住宅メーカーからの下請け工事をする仕事でした。

ちょうどバブルの頃で下請け工事はとても単価が良く依頼も多かったため、日々の仕事を淡々とこなしていました。しかし次第に景気が悪化し、単価はどんどん下がり依頼も減り始めたころ、私はふと立ち止まって冷静に考えました。

「このままでは、いけない」
今のままでは会社も僕もダメになる!そもそも大手メーカーを辞めて父の会社に入った理由は何だったのか、と。

思い切って会社の改革に乗り出しました。

家づくりの説明をする菅谷代表

「経営とは何か?お客様からお金をいただくということの意味」
「家づくりとは何か?」
「お客様の幸福とは何か?」
「建築士とはなんのなか?」
「僕はなぜ香取市で仕事をさせて頂いているのか?」

と自問自答しながら、真剣にもう一度自分の人生と家づくりについて考えなおしたのです。
私の考えに賛同してくれる社員を集めもう一度お客様に寄り添い良い家づくりをすることに徹底しました。
お客様に向かい合った仕事ぶりが徐々に評価されて少しずつ依頼が増え、いいスタッフも集まってきました。

今では私の想いを共有する素晴らしい社員とお客様に囲まれて、日々おごらずに真面目な家づくりに励む毎日を送っています。

家づくりで家族と衝突

そんな様々なピンチがありましたがいつも私を助けてくれたのは家族でした。
父や母はもちろんですが、妻と二人の子供がいつも私の事を信じて見守ってくれていました。
しかしそんな私たち家族も自分たちの家づくりでは衝突してしまったのです…。

私たち家族の幸せになるための家づくりでしたが家の事を話し合うたびに不思議と衝突して、想像していた「幸せのための家づくり」とはかけ離れた状況になってしまいました。
どこに住むのか?どんな家にするのか?予算は?月々の支払いはどうするのか?家づくりには複雑でいろんな問題が立ちはだかりました。
今までは家づくりを提供する側でしたが、自分自身がお客様の立場に立ったことでより家づくりの大変さを思い知りました。

だからこそ「家族全員の希望をまとめあげることができる理想の家づくりをしたい」と強く想うようになったのです。

インタビューを受ける菅谷代表

こんな方と家づくりがしたい

仕事を頂く立場で横柄だと思われるかもしれませんが、私には「こんな方と家づくりがしたい」と思うお客様像があります。

お金をたくさん持っているとか、文句を言わないとかそんな事ではありません。

私の理想のお客様は「本気で良い家づくりに向かい合ってくれる人」です。
人任せではなく、1つ1つの事を本気で考えて、一緒に家づくりをしてくれるお客様です。

「お金を払ったらあとは知らない…」という姿勢では良い家づくりは絶対にできません。
私はいくらお金を頂いても、お客様を不幸にする家づくりは絶対にしたくありません。

だからこそ、私自身も真摯に家づくりに向き合い、そんな理想のお客様に選ばれるような工務店でありたいと思っています。

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