こんにちは。
家づくりを検討する中で、多くの方が悩むのが「住宅ローン選び」。
特に、「変動金利」と「固定金利」のどちらにするかは、大きな分かれ道です。
最近では、金利がじわじわと上昇傾向にあります。これまでのような超低金利時代が続く保証はなく、今後さらに上がる可能性も視野に入れる必要があります。
変動金利は、当初の金利が低く、月々の返済が抑えられるのが大きな魅力。
しかし、これは「金利が上がらないこと」が前提の話です。もし数年後に金利が上昇すれば、返済額が大きく増えるリスクがあります。
特に子育て期や教育費が重なる時期と重なると、家計に大きな影響を与えかねません。
一方、固定金利は借りたときの金利がずっと変わらないため、返済額が一定で計画が立てやすくなります。
金利が上昇しても影響を受けず、家計の安定性を守ることができます。
今後の見通しが不透明な今だからこそ、「安心を買う」という意味での固定金利」は、心強い選択になるかもしれません。
また物価上昇が進めば、貨幣価値は下がります。
つまり「今借りた1,000万円」と「10年後に返す1,000万円」では、実質的な価値が違ってくるのです。
固定金利であれば、将来の収入が物価とともに上がっていく中で、相対的にローンの負担は軽くなる可能性もあります。
今の金利だけで判断せず、将来の金利変動や物価の動きを視野に入れての検討をお勧めいたします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事を書いた人
代表取締役社長 菅谷 伊佐央
1級建築士。営業・設計・施工管理とお施主さまの夢であるマイホーム作りの全般においてお手伝いをさせて頂いております。資金のご相談・図面作成から工事の事まで何でもお応えいたします。
著書
「あなたの大切な想いをカタチにする家づくり8つのステップ: これ1冊で不安解消!!」