こんにちは。
センターホームの菅谷です。
寒さが厳しい冬場は外気温が0度近くなるので室温が低下していきます。
室温が下がった分を補うために暖房をするのですが、冬の日差しも味方につけると大変心強い味方となります。
日差しの良い時に、一般家庭の掃き出し窓1.65m×2.0mの窓から得られる熱量は約600wにもなります。
セラミックヒーターを1台置くもしくは、こたつ1台おく熱量に匹敵します。
南側の窓が大きく、かつ近隣の日陰の影響を受けないようなお土地であれば、是非南側の窓を大きくしていただけるとよいと思います。また、冬季に法律で義務付けられています、24時間換気をきっちり守る場合、1時間に0.5回の換気となります。
教科書通りに過ごすとなるとかなりの多くの熱量を換気によって捨てることになってしまいます。実際に人の出入りが多い場合は0.5回の換気が推奨ですが、決まった人数で過ごすだけの場合は、冬場は0.3回程度の換気でも十分であり、むしろそのほうが余計に熱損失を防ぐことができます。
浴室などの換気扇も通常運転で外に排出するとかなりの熱ロスになりますので、浴室引戸を空けて、室内に放出して加湿をするという使い方がお勧めです。
湿度を上げることはエネルギーを蓄えることにもなりますので、室温だけでなく、湿度もしっかりとコントロールすることで快適な室内環境をつくりだすことができます。
気になることがございましたらお気軽にお問合せください。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。